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ゼロカーボンで 2050年をOKな未来に
\ゼロカーボンで 2050年をOKな未来に/
鹿児島市電ゼロカーボンシティかごしま号出発式に、そらのまちほいくえんの保育園児も参加させていただきました。
8月7日。この日から鹿児島市内をゼロカーボンのラッピング電車が走ります。
街の雑踏の中でも、ひときわ目を引くおしゃれなモノトーンデザインの路面電車です。側面にはCO2削減量がグラフで表示されています。
最近の大雨や高温日をあげるまでもなく、異常気象による災害が国内外で増加しており、世界的に「気候危機」と呼ばれるほど、環境はきわめて切迫した状況です。鹿児島市は国際社会の一員として、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする都市の実現に、市民や事業者等と一体になって取り組むことを決意し、「ゼロカーボンシティかごしま」への挑戦を宣言しています。
2050年までの二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロを掲げる鹿児島市のロゴマーク「ゼロカーボンシティ」をデザインした市電の、ゴミを出さないカーボン(二酸化炭素)を出さないクリーンな出発式。
そらのまちほいくえんは、第3回ジャパンSDGsアワードの受賞団体で、鹿児島市のエコ保育所の宣言園ということもあり、光栄にもこの出発式でステキな「おしごと」を担当させていただきました。
出番を控えた園児たちは、「おしごと」の時をドキドキしながら待っていました。
そらのまちほいくえんのロゴにちなんで、保育士の先生が髪に飾ってくれた星のヘアピンが光っています。
首には、保冷剤を手ぬぐいで巻いたものを首にあてています。熱中症対策もばっちり。
リボンカットで使用したリボンは、シャツなどを作るときの余分な布を糸 にしたリサイクル素材。
式典に使われた電源は、走行時にCO2を排出しない水素を燃料とする燃料電池自動車から確保。
生演奏の音楽は、かつて植民地で楽器を禁止された人々が、ビスケットの缶や身近なビン、ドラム缶をたたいて楽器にしたのが始まりというスチールパンという楽器。来賓の皆さんの胸を飾った小さな花束も、ドライフラワーでステキにデザインされていました。
未来の鹿児島のため、地球のために「ゼロ」を増やし ていってほしいという願いを込めて、テープカットのあと、園児たちから 鹿児島市長をはじめとする大人の皆さんに「OKリース」を贈呈しました。
最後は園児たちの「出発進行!」の合図で電車が出発。
ピッカピカの電車。一番に電車に乗せてもらえて、とても嬉しそうでした。鹿児島市は今年 SDGs未来都市にも認定されています。
市内のあちこちに配置されているかごりん(レンタサイクル)や、市電、バスなどの公共交通機関を使うことは二酸化炭素の排出量の削減に役立ちますし、いつもとは違った視点から街の風景が楽しめたり、町の人たちとの思いもよらないステキな出会いがあったりといいことづくめ。
OKな2050年を目指し、ぜひぜひこの電車に乗ってくださいね。
鹿児島市ホームページでも、市電「ゼロカーボンシティかごしま号」出発式の様子が掲載されています。